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鯖の一夜
2007.08.31.fri
昨夜のお酒が少し残りつつも、いつものように起き出して行動しはじめる。そしてお腹が空き始める。グーグー鳴っている。暖かいみそ汁が無性に飲みたくて、外へ出た。空は暗くて重い雲が覆っている。8月最後の日。ハルキ・ムラカミさんの『ランゲルハンス島の午後』と傘を持って、みそ汁が付いている定食求めて走る、自転車で。ハルキさんの小説も好きですが、安西水丸さんとの村上朝日堂も何度も何度も読み返している。なんだか落ち着くのだ。『ランゲルハンス〜』の冒頭で「なじみのバーで友達に手紙を書く感じ」と言われているように、読んでいるとなんだか健やかな気分になる。で、僕の昼食は、鯖の一夜干し定食。
「あれよあれよ」
2007.08.30.thu
木曜日。朝から雨の音。そして、少し肌寒い。8月という名にあまりふさわしくなく思える気候。そんな中、今日も絵本の下絵。描くのは「あれよあれよ」の場面。長い道のりだと思っていたものも、時間の経過とともにそれなりに進んでいるわけなんだなと実感。同時に、この絵の下絵を描くという事は、もう終わりも近いんだと感じる。あれよあれよという間に。
昼食にゴルゴンゾーラのパスタ。夕食は友達と共に外で食べ・飲み、読書の話など。
8月も終わりに近づいて
2007.08.29.wed
なんだかんだと8月も終わりに近いです。昨日、絵本とは別のラフも送信し、今日また絵本下絵描きに戻る。8月終わりというだけあって、さすがにクライマックス部分の下絵。まだいくつか難しい下絵が残っていますが、上手く行けば9月頭頃には表紙以外の下絵は揃っていそうな気配。急がず焦らず、最後まで大事に育てて行こうと思います。
おやすみなさい
2007.08.27.mon
またまた月曜日。今、僕はとても眠い。今日はある事で朝から色々と気をもんでいた。実を言うとしばらく前から気をもんでいた。でも、なんでもなくて、ホッとした。「いやー、よかった、よかった」と、お風呂に入ってサッパリし、改めてホッと一息ついてみたら急激な眠気が襲って来た。だから今日はもう寝ます。おやすみなさい。
週末への期待
2007.08.24.fri
金曜日。週末です。曜日が関係ない仕事をしていても、やはり週末はなんだか嬉しい。
今日は、絵本作業を一時中断し、別件のラフを練る。その前にラフを練ったのはいつだったっけ?ていうぐらい絵本に集中していたことに気が付く。当然ながら、絵本の絵とは描くべきもの、要求されるものは違う。でも、むしろ、それはそれで気分転換にもなるような感じもする。週末はこの別件ラフをまとめる作業になる予定。絵本はまた来週から。
峠
2007.08.23.thu
暑さが少し和らいだ一日。蒸し暑さはありますが、日中は窓を開けて過ごした。今日は、ここまで描き溜めた絵をパネルから剥がして1枚1枚厚紙を当ててトレーシングペーパーをかけていく。1、2枚ならまったく気にならないが、それなりの枚数があるとこれがなかなか面倒くさい。
全て終えた夕方、少し長めの休憩。「バサッ…」と置かれた絵たちをゆっくり眺める。まだ枚数は足りないが、それでも少し頼もしさが出て来た。休憩中、今日から『処暑』だと気付く。暑さの峠を越す頃ということだ。たしかに今日は暑さが和らいでいる。そして、8月も残す所あと1週間となってしまった。1ヶ月前は意気揚々と「ちょっとやそっとじゃ終わりなんて見えないよ」と気持ちを昂らせていた子供たちもそろそろ悲しい時期だろう。うむ、、何故か僕も悲しい。しかし、何かが終われば何かが始まり、何かが始まればそれにも終わりはある。暑さが一生続かないように…。季節もすでに少しずつ秋へと動き出している。そして循環して風が吹く。
さて、長い休憩を終えて、今度は剥がしたパネルを綺麗にし、新しく紙を張って行く。これで再び、下絵→本描きの日々の準備。遅めの夕食に、エリンギ・ししとう・豚肉をバター醤油で炒めて、いただいた“すだち”を絞ったもの。それと冷えたトマト。
ファンタージエン
2007.08.22.wed
〜はてしなく〜
あいかわらず読書週間が続いています。今は、ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』。恥ずかしながら、名作と言われているこの作品を読むのは今回がはじめてです。今日は、この歳にしてファンタージエン(この本の中に存在する世界)に降り立った経過を綴る。
それにしても、重い本。寝ながら読むにはなかなか工夫が必要です。うっかりウトウトしたものなら、手からすべり落ちて本の角が「ぐへっ」と胸に刺さりそうです。でも、この重さはこの本に必要な重さでもある。装幀、大きさ、重さがこの本の個性のひとつ。うっかり落とさないよう、そして少しずつ且つ味わいながら読んでいます。まだまだはてしなく旅は続きます。
〜ラインナップ〜
8月からはじまった読書。これまでのラインナップを挙げてみます。『カンガルー日和』『西瓜糖の日々』『愛のゆくえ(途中)』『獣の奏者 闘蛇編』『獣の奏者 王獣編』『精霊の守り人』『闇の守り人』『はてしない物語(進行中)』。先の2冊は読み直しですが、あとははじめてのもの。途中で止めている『愛のゆくえ』以降、突然ファンタジーに入る。
ちなみに『カンガルー日和』はABCのフェアで夏の本として推薦させていただいたので、自分でも実際、夏に読んでみた次第。『愛のゆくえ』は『獣の奏者』を読みたいがために途中で止めてしまった…、次第。
〜そして、ファンタージエンへ〜
シャーロック・ホームズが私立探偵だからって、はたしてホームズ・シリーズはミステリーなんだろうか?と疑問に思うように、ファンタジー作品にもファンタジーとだけに括っていいものか、と思う作品がある。
『獣の奏者』は、吉祥寺のリブロで見かけて面白そうだったのが手に取るきっかけだった。はじめて読んだ上橋さんの世界観は「ぐいっ」と一気に物語の中に引きずり込まれる感じがあって、あっという間に読んでしまった。ぐいぐいと世界に潜って行ったのはほんの一瞬の出来事すぎて、もっと味わっていたいという欲求が生まれた。そして“守り人”シリーズを文庫で読み始めたわけですが、このシリーズはまだ2冊しか文庫化されておらず単行本で買うべきだったかと少し後悔。ここで、次の文庫が出るまで少し様子を見てみようと感じたのと、せっかくファンタジー作品を楽しむのなら、名作と言われるこの作品をこのタイミングでスルーしてしまうのは、なんだかもったいないだろうと感じたのとが合わさって『はてしない物語』へ突入。というわけで、今夜も眠る前に少しだけファンタージエンのはてしない旅。
<補足>
『カンガルー日和』村上春樹
『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン
『愛のゆくえ』リチャード・ブローティガン
『獣の奏者 闘蛇編/王獣編』上橋菜穂子
『精霊の守り人』上橋菜穂子
『闇の守り人』上橋菜穂子
『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ
「古い小屋の前」
2007.08.21.tue
暑い日が続きます。今日は、下絵修正と少しだけ着彩。少しだけしか塗られていないので、現在非常に中途半端な感じ。しかし、残りは明日にまわす。さて、この「古い小屋の前」の絵を完成させたら再びパネル張りのストックを作らなくてはならない。まだまだ先は長い。
ペース
2007.08.20.mon
「あっ!」という間に1週間が過ぎました。絵もどんどん、と言いたい所だが、相変わらず少しずつしか溜まっていかない。しかも、こう暑いと進み具合にもムラが出てくる。おまけに、最近は生活リズムを正そうという方向なので、いままでみたいに朝まで描く、なんてしなくなった。朝まで描くというのは、まぁ集中も出来るしその時は良いのだが、少しずつ生活リズムが崩れ、挙句は、昼過ぎ起床、夕方くらいから絵を描き〜朝もしくは昼前まで描いている。なんて感じになってくる。すると当然体調がおかしくなる。だから、(緊急事態以外)夜は仕事をしないという方針を打ち立てた。描くペースは少し落ちるが長い目で見ると悪くないんじゃないか、と思って。
「あの時」
2007.08.13.mon
昼食に、パン・冷やしトマト・コーヒー。外は眩しく、空は青い。モクモクした雲と蝉の声に囲まれながら今日も絵を描く。絵本の絵。壁に貼りつけてある進行表が少しずつだが埋まって行く。絵を描きながら今はお盆なんだと気が付く。お盆休み。そういうのはもう何年も味わっていない。なんだか夏はいつも忙しいのだ。気が付くと夏が終わっている。今年こそは…、といつも思うんだけど。さてさて、今日は「あの時」の絵。
「出発」
2007.08.10.fri
朝、ゴミを出して、最近日課のようになっている就寝前と起床後の読書をする。活字を読みつつ眠くなり、活字を読みつつ脳を目覚めさせる。こう書くと何か特別な行動に見えますが、この行動に特に意味はないです。ただ単に、寝る前寝ぼけながら読んでた部分を朝読み返している、、そんななんだか無性に本が読みたい時期なのです。
昼食に、昨日買っておいたドイツパン(ずしりと重い)、目玉焼き、いただいた自家製ピクルス。あと、コーヒー。
食後、今日描くページをどれにしようかと選んでいると、あかね書房・木内さんから電話。進行状況、来週の打ち合わせのことなどを話す。電話を切った後、今日の分の絵を決める。大事な「出発」の場面。
では、 良い週末を。
「かれら」
2007.08.09.thu
先日、友達がパンを焼いて持って来てくれた。ミカンくらいの大きさの丸いパンで、枝豆・パセリの2種類。もちもちしていてとても美味しく、そして感動しつついただいた。
今日は、買い溜めていた食材も底をついたので、昼前にいつも行くパン屋へ自転車に乗って。夏の自転車のサドルはとても熱い。ジーンと来る熱さを感じつつ自転車をこぐ。さて、今日も長い道のり絵本作業。今日は「かれら」がやってくる場面を描こうか、というところ。
夏の午後の部屋
2007.08.07.tue
梅雨が明けて八月がはじまり、日々目に映るは夏の光と影。強い光の中で色鮮やかに輝くものもあれば、影の中でひっそりと身を潜めているものもいる。そういうものが一番顕著に感じられる季節となった。
暑い日々。今は長い長い道のりの絵を描いている。水分を摂って、食事もなるべく自分で作るようにして、今出せる最高のスピードで進む。でも、それはあまりにも遅くて歯痒い。でも、進んでいればいつかは辿り着くだろうし、進んでいる事に安らぎがあるのよね。きっと。……と、頭の中で誰かがささやいたような気がした夏の午後。
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